INTERVIEW

社員インタビュー

H.Fさん コミック編集部

本や映画、音楽など様々なエンタメに対して包括的に興味があった中、大学時代に先輩からオーバーラップ文庫編集部でのアルバイトを紹介され、入社しました。就活の際に、オーバーラップの働きやすい環境や社員の人柄に惹かれて採用面接を受け、コミック編集に。現在では女性向けファンタジー作品を中心に、新規ジャンルの開拓を目指しています。

今、どんな仕事をしていますか?

コミックガルドのオリジナル作品の幅を拡充させることです。
現在はコミカライズ作品が多く連載されているコミックガルドですが、レーベル単位での読者を増やすべく、コミカライズにないジャンルのオリジナル作品を仕込んでいるところです。

仕事に活きた学生時代の経験を教えてください。

休日や講義の空きコマなどの隙間時間で、映画館や美術館、博物館などに通ったことです。
直接的に役立つ部分で言うと、面白いと思う映画と出会ったときに面白さを形作る要素を学べますし、カバーイラストの構図や雰囲気を作家さんに伝えるときに、美術館で出会った絵をふと思い出して、具体例として提示することで明確なイメージを伝えることができます。間接的に役立つ部分で言うと、どれも作家さんの話のタネとなりますし、作品づくりにおいての知識としてふとしたときに役立っています。ただ、単純にそれらが好きで通っていたので、見ていたときは深く分析せずに純粋に楽しんでいました。あまり作品づくりと関係がなさそうなコンテンツでも、意外と役に立つことは多いです!

オーバーラップに入社したての頃に先輩社員に言われた忘れられない言葉を教えてください。

「編集の仕事は『面白い作品』を作ることではなく、『売れる作品』を作ること」です。
言われたときは、なんて夢の無い言葉なんだと思ったんですが、何年か編集を続けてきた今この言葉の重みを日々感じています。

より多くの方に本を届けるために自主的に取り組んでいることはありますか?

同業他社の作品をリアルタイムでチェックすることです。売れている作品だけでなく、売り上げが芳しくないものも含めて分析しています。売れなかった理由も流行り廃りであったり要因は様々なので分析することでより皆様に手に取っていただける作品になると考えています。それでも失敗してしまう時もありますので常に繰り返し分析して脳をアップデートしていっています。

オーバーラップに対する印象を漢字一字で表現してください。

「交」
コンテンツが交わるメディアミックスに重きを置いていることに加えて、他部署間との交流も多く、様々なモノやヒトやコトが交わることで力を増している会社です。コミック編集として働いていますが、1日中他のメディアのことをやって終わっちゃうみたいなこともありますね。

採用情報

私たちは、ジャンルや形式を超えて“面白い”をかたちにする出版社です。
新卒採用、中途採用、それぞれの入口から編集という仕事に出会い、
物語の世界を広げていく仲間を募集しています。
よくある質問への回答もまとめていますので、ぜひご覧ください。